高度なデータプライバシーとデータ保護(ADPP)アドオン利用者向けに、アクセスログ機能が強化されました。ログに固有IDやブラウザURL列、HTTPレスポンスサイズの追加、フィールド名変更やGraphQLログのフィルター機能が実装され、セキュリティ調査やコンプライアンス対応が効率化されます。
ロールアウト
2026/04/08
発表内容
高度なデータプライバシーとデータ保護(ADPP)アドオンを利用中の管理者向けに、アクセスログの機能が強化されました。
アクセスログとは
アクセスログは、「高度なデータプライバシーとデータ保護(ADPP)」アドオンの一部で、アカウント内のアクセスイベント(エージェントがアクセスしたチケット、エージェントが検索した情報など)を記録したものです。
※設定やフィールドに対する変更の詳細なログを提供する、監査ログとは異なります。
今回のアップデートより、アクセスログの各イベントに、下記詳細情報やフィルターが追加されました。
アクセスログイベントIDの追加(UIおよびAPI)
- 各ログに固有IDが付与されます。
- これにより、調査やエクスポート、APIクエリをまたいでの追跡が容易になります。
ブラウザURL列の追加(UI)/ 参照元(API)への利用
- ブラウザ経由のアクセス時にURLが記録される列が追加され、フィルターとして利用も可能になりました。
- API経由のアクセスの場合、この列は空欄となります。
- アクセスログAPIでは、このフィールドを参照元として利用できます。
「アクセスしたAPI」へフィールド名の変更(UIおよびAPI)
- 「アクセスしたURL」というフィールド名が「アクセスしたAPI」に変更されました。
- これにより、関連するAPIエンドポイントを参照することができます。
「HTTPレスポンスのバイトサイズ」の追加(UIおよびAPI)
- 新たに、HTTPレスポンスの一部として送信されるデータの総量をバイト単位で表示される列が追加されました。
- これにより、トラブルシューティングや監査に役立つ技術情報が確認可能になります。
GraphQL(内部操作)ログのフィルター機能追加(管理センターUI)
- Zendesk内部処理のログ(GraphQLログ)を、イベント表示から除外できるフィルターオプションが追加されました。
- フィルターを適用しても、イベントの収集や保存は継続され、アクセスログAPIエンドポイントに影響を与えることなくイベントがアクセスログから削除され、ノイズを軽減することができます。
カテゴリ名の変更(API)
- 「タグ」フィールドの名称がUIに合わせて「カテゴリ」に統一されました。
▼追加された列と変更された名称箇所
▼追加されたフィルター
本アップデートにより、管理者がアクセスログを解釈する時間を節約し、セキュリティ調査やコンプライアンス対応がより効率的に行えるようになります。
留意点
- 対象はADPP(Advanced Data Privacy and Protection)アドオンをご契約済みで、かつアクセスログが有効になっているアカウントです。
- アクセスログAPIを利用したシステム連携がある場合は、フィールド名変更(「タグ」から「カテゴリ」へ)による影響を確認してください。
準備が必要なこと
アクセスログ機能を有効にしている場合、これらの機能強化はロールアウト日に自動的に有効になります。
必要に応じてアクセスログの画面より、「ブラウザURL」や「HTTPレスポンスのバイトサイズ」列の追加、およびフィルターを追加してください。
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