Zendeskは2026年8月25日より、Professionalプラン以上で「マルチルックアップリレーションシップ」フィールドを導入しました。複数の関連レコードを1チケットで紐付け可能で、自動化や通知に活用できます。最大20件の参照が可能で、設定は管理センターから設定してください。
ロールアウト
2026/08/25 ? 2026/08/27
発表内容
Zendesk Suite Professionalプラン以上およびZendesk Support Enterpriseプランをご契約中のお客さまは、チケットのカスタムフィールドとして新しいタイプである「マルチルックアップリレーションシップ」フィールドを作成できるようになりました。
「マルチルックアップリレーションシップ」フィールドを利用することで、エージェントとエンドユーザーは、1つのチケット上で以下のような複数の関連レコードをまとめて選択・紐付けることが可能です。
- ユーザー
- 組織
- 他のチケット
- アセット(資産)
- カスタムオブジェクト
選択された複数のレコードはチケットと接続された状態になるため、トリガやアクションフローなどのビジネスルールと組み合わせることで、自動化フローを作成できます。
具体的な活用例は以下のとおりです。
- 1つのチケットで複数の銀行口座解約を申請された場合:「マルチルックアップリレーションシップ」フィールドで選択された口座ごとに子チケットを自動作成し、それぞれの担当チームへ自動的に振り分けて対応できます。
- 社内ITヘルプデスクで複数のアセット(資産)申請を受けた場合:選択されたアセットの種類ごとに在庫を自動チェックし、承認不要なものは自動割り当て、要承認なものは承認リクエストを自動作成します。
- 担当のアカウントマネージャー複数人に一括連絡したい場合:チケットに登録された複数の担当者宛に、お問い合わせ内容の要約をSlackへ一括通知します。
- 購入した複数製品に関するフィードバックを受けた場合:該当する製品ごとに個別のフォローアップチケットを作成し、各製品の責任チームへ割り当てます。
実際に触ってみました
- 「マルチルックアップリレーションシップ」フィールドの設定画面は、既存の「ルックアップリレーションシップ」フィールドの項目と同じでした。
- 既存の「ルックアップリレーションシップ」フィールドと異なり、「マルチルックアップリレーションシップ」フィールドは複数選択が可能です。
留意点
- 「マルチルックアップリレーションシップ」フィールドの値は、カスタムオブジェクトレコードおよびデータストレージの制限にカウントされます。
- 最大20個の参照先を指定できます。
- マルチルックアップフィールドは、標準のCopenhagenヘルプセンターおよびv1~v3をベースとしたカスタムのヘルプセンターテーマでサポートされています。
カスタムv4テーマを使用している場合は、マルチルックアップチケットフィールドをエンドユーザーに表示したり、サービスカタログで使用したりする前に、手動でテーマを更新する必要があります。 - 現時点で、レポート機能はサポートされていません。
準備が必要なこと
本機能は、以下設定を行うことにより利用できます。
- 管理センターより[オブジェクトとルール] > [フィールド]を選択します。
- [フィールドを追加]から、フィールドタイプより[マルチルックアップ]を選択してフィールドを作成します。
- 作成したフィールドを、利用したいチケットフォームに配置します。
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